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Soin News

脈診

東洋医学での診断の種類には※「四診法」が使われます。
【※「四診法」:望診(神技)、聞診(聖技)、問診(工技)、切診(巧技)】

切診とは、手指や手掌を直接患者に触れて診察する方法で、西洋医学での触診し相当するものです。
脈診・腹診・切経に分けられますが、脈診は春秋戦国時代から存在する診断法で、東洋医学で最も重視されている診断法です。
切診でも重要な「脈診」についてお話ししていきます。

「脈診」
脈を切して(按じて)、脈の数や拍動の状態、強弱など脈の性状を診て、臓腑・経絡の異常を診断します。

○健康人の脈状(平脈)
一般に無病で健康な人の脈は、一呼吸に4回か5回動じるとされ、その形状も硬くも柔らかくもなく、また太くも細くもなく、浮いても沈んでもなく、不整脈もないなどとくに目立った点のない脈。
このように健康な脈を平脈といいます。

○病脈
・浮脈:脈の拍動部が浅く、軽く触れてすぐ得られ、重く押さえるとやや弱くなる。
・沈脈:軽く押さえるだけでは触れず、強く押して初めて触れる脈象。
・遅脈:脈拍が緩慢で一息に3回以下拍動するもの1分間に60回以下に相当する。緩慢な脈。
・数脈:脈の拍動が早く、一息に5回以上拍動するものであり、脈拍数が1分間に90回以上のもの。
    脈拍拍動の出没は急である。
・洪脈:脈形がゆったりして大きく、波動の振幅が高く、浮も中も沈もすべて力があり、脈が来る時の力が去る時の力より大きいもの。
・微脈:極めて細・軟の脈。
    有るか無いかはっきりしないもので、按ずると絶えそうな脈。
・細脈:脈の形状は細く糸のようであり、打ち方はそれほど盛んではなく軟弱無力であるが、押さえても絶えることはなくはっきりと指に感じる脈。
・散脈:挙すれば浮散して集まらず、やや力を入れて按ずれば脈を触知出来ない脈。
・滑脈:脈拍が充分滑らかで、指の下に円滑に感じるものであり、玉が皿の上で転がる如くである。
・渋脈:脈拍の出没が困難で渋滞して滑らかではなく、来るようでなかなか来ず、去るようでなかなか去らず竹を削る如くである。
・緊脈:緊張して力強い脈、張りつめたような感じの脈。
・弦脈:脈管が硬くて拍動の力があり、脈形は長くてまっすぐであり、琴の弦を押さえるようなもので、滑らかではないもの。

頻度の高い脈象をお伝えしましたが、他にもたくさんあります。
東洋医学における脈診とは、脈の性状により病因を推察したり、予後の判定や病の回復などを判断したり、手技や治療法まで選定する重要な診断法なのです。