名古屋市中区にある初めての方も安心の鍼灸院【ソアン治療院】
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Soin News

腹診

腹診は、臓腑の病変を探る切診(触診)です。
手掌・指腹を用いて、胸部から腹部の皮膚や皮下の組織を軽く触れたりときには強く按じ、皮膚の温度・湿り気・潤い・ざらつき感などや、圧痛・硬結・緊張感・動悸などを診ていきます。
鍼灸の分野では、脈診と合わせて腹診も重要視されております。

○五臓の腹診
臍の左:肝の病
臍の右:肺の病
臍の上:心の病
臍の下:腎の病
臍:脾の病

○特定腹証
・心下痞硬
心下部(みぞおち)が自覚的につかえるのを「心下痞」といい、他覚的に硬く抵抗感のあるものを「心下硬」といいます。
心下痞硬は、ともに存在するものをいいます。また、心下痞満は心下部が自覚的につかえて張った感じがするもので、心下軟は心下部が無力の状態をいいます。
結胸は、心下部が堅く圧痛のあるものです。
鍼灸では心・心包の病変が多いとされています。

・胸脇苦満
季肋下部に充満感があり、肋骨弓の下縁に指を入れようとしても苦満感や圧痛があって入らないものをいいます。
鍼灸では肝・胆の病変に多いとされています。

・小腹不仁(臍下不仁)
小腹とは下腹部のことで、臍下ともいいます。
下腹部に力がなく、フワフワとしていて知覚鈍麻があるものをいいます。
鍼灸では腎の病変が多いとされています。

・小腹急結(少腹急結)
下腹部、ことに左下腹部に抵抗や硬結のあるもので瘀血の腹証とされています。
鍼灸では腎・肝・脾などの病変が多いとされています。

・裏急(腹裏拘急)
腹裏のひきつりをいい、多くは腹直筋の異常なつっぱりをいい、虚労の際にみられます。
鍼灸では肝・脾・腎の病変に多いとされています。

・虚里の動
虚里とは胃の大絡の別名で、胃からでて膈を上り、左乳下に分布する絡脈をいいます。
脾の大絡などと違い絡穴から出ない絡脈です。虚里の動とは左乳下の動悸のことをいい、心尖拍動を指します。

ご自身でもお臍を中心に、左側・右側・上・下・臍中心を押してみてください。
押し方としてはゆっくり徐々に力を入れていきます。

健康なお腹の状態は、腹部全体が温かく、適度の潤いがあって、硬からず軟らかすぎず、ちょうどよいつきたての餅のようであり、上腹部が平らで臍下がふっくらして手ごたえのあるのが良いとされています。

皆様のお腹の状態はいかがでしょうか?
胃腸の調子が悪いときや飲みすぎた翌日など、場所によって硬さ等さまざまだと思います。
押す場所によって圧痛や硬結、陥下などを手や指で感じとり、鍼灸の病変にて当てはめてみてください。