名古屋市中区にある初めての方も安心の鍼灸院【ソアン治療院】
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Soin News

血の働きについて

血とは、脈中を流れる赤色の液状物をさしています。
生体内で活動するものとして、気とともに重要なものであります。

○血の生成
血の源は飲食物であり、脾胃からもたらされる後天の精からつくられる。血の素材は、津液と営気であり、肺による呼吸作用が深く関与している。

○血の働き
営気と共に脈中を流れ、四肢や臓腑を潤し、その働きを支える。
血液は夜、臥床時に肝に戻るもので、覚醒・活動時には必要に応じて脈中を流れて全身をめぐり、知覚活動や手足の動作や運動などの活動を円滑に行わせる。

○血と五臓の関係
心・肝・脾と関係が深い。
心は、脈を介して血を全身に送り出し、血の循環や拍動に関与する。五臓の中で血脈を主っている。
肝は、血量を配分し、昼夜の別や活動する部位、器官に応じて血量を調節している。
脾は、血の生成に関与し、全身的な血量の多少に関与している。また、営気を介して血が脈外にもれないようにしている。

○血の生成不足と消耗過度による血虚
全身の血が不足すると、血の栄養と滋潤作用によって機能している臓腑・組織・器官の機能の失調が現れる。血の供給が不足すると、体の感覚や運動の機能が低下する。
また視力減退、眩暈、立ちくらみ、手足の無力感、心臓の拍動異常、健忘、不眠などの症状が現れる。
〔原因〕
・飲食物の摂取不足による栄養不良
・脾胃の機能低下による消化吸収作用の低下
・情動の過度の乱れによる肝の蔵血や脾の統血作用の変調消耗過度
・慢性病による血の消耗
・過労や房事の不節制による血の消耗過度

○血の運行失調
血の運行は、気の推進性に依存しているため、その失調は気の病理と関係が密接である。また五臓の中で、心はその拍動により血液を運行させており、肺は呼吸作用によって血液の全身への輸送に関与している。
これらの臓の機能が失調すると、血の運行に影響する。

血が熱して運行が失調すると、血行が加速され、甚だしい場合は血が脈外に溢れて出血する。血熱の場合は、発熱・口渇・便秘・脈滑数などの熱症状や、血液の損耗症状などが現れる。
血が寒えて運行が失調すると、血の循環が遅緩して、手足の厥冷や、血瘀などが現れる。血瘀が生じると、臓腑の経絡の局部の流通が阻害され、疼痛が起こる。痛みの発生には一定の場所があり、増悪すると腫瘤を形成する。

〔原因〕
・熱性の変調は、精神的な抑鬱などの情動の変調や、暑・火の邪気を受けたり、辛いものや塩味のもの、肉魚などの味の濃いものを多食するなどにより、血のなかに熱が鬱積して発生する。
・寒性の変調は、寒の邪気を受けたり、寒性の飲食物を過度に摂取すると起こる。